年金相談では来店記念名刺がもらえるよ
年金相談、窓口職員が名刺お渡します
長妻厚生労働相は23日の閣議後の記者会見で、全国の社会保険事務所と年金相談センターの窓口で26日から、相談に訪れた人に対し、職員が名刺を渡すサービスを始めると発表した。
職員の緊張感を高め、年金相談の質を向上させるのが狙い。
対象は窓口で相談業務にあたる職員約4600人。相談を始める前に、求められなくても名刺に日付を記入して訪れた人に手渡すという。長妻厚労相は会見で、「不十分な説明で(相談者が)不利益を被った案件があっても、誰から説明を受けたのかわからないことがあった。当たり前のこととして、月曜日の始業時間から徹底させる」と説明した。
(2009年10月23日16時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091023-OYT1T00661.htm
通常名刺を渡すと言うのは、「私のことを覚えてください」というアピールをしたことになります。
もっとももらった名刺の活用と言う点ではさらに細分化できますね
1.アドレス確認用として見て連絡する
・・・一般サラリーマン
2.店舗で店員を指名するために使用する
・・・販売店、飲食店等
3.対応に問題があった際の証拠として保管する
・・・クレーム対応
4.単純にコレクションする
・・・各種講演会、パーティー、異業種交流会とか
(すいません、私は1日で50枚とか名刺が集まっても9割は顔も思い出せません...)
ヲイ!ちょっとMECEじゃないぜという突っ込みはおいておいて、
この場合、店頭?接客なので2に該当しそうですが、ここで日付を記入してあるのがポイント
もう完全に3の目的ですね。
この試みは実にすばらしいと思います。
すばらしい理由1
民間企業の窓口であれば名札をつけ、電話では部門宛にかかってきた電話でも受け側も名乗ります。
しかし、役所・出先機関の類はどうもこのあたりがテキトーで後々確認をしようとしても
誰がやったかわからないと言うことがままあります。
(最近は知りませんが、以前は警察でもわざと所属や氏名がわからないようにごまかしている人がいました)
後ろめたくない立派な「公務」を果たしていると言う自覚があるならば是非とも名乗っていただきたい
その後押しとしては意義ありですね
すばらしい理由2
1件当たり10円程度の出費で意識改革ができると言うすばらしい費用対効果!
長妻大臣閣下はこれからも過労死されない程度にがんばっていただきたいと思います。
でも大臣発表にしては内容が細かいな〜なんて思っちゃったりして